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植物図鑑は行

ハイビスカス

ハイビスカスは、赤や黄色、白、ピンク、オレンジ色など原色の鮮やかな花色が魅力の熱帯花木です。花の寿命はほとんど1日限りですが、大輪の品種や涼しい季節は2日もつことがあります。一般に親しまれているのは鉢植えのハイビスカスで、販売時にはほとんどに矮化剤が散布されており、高さ30cm程度のものが多く見られます。
園芸品種は主に3系統に分けられ、花は大輪で花色の変化に富むが性質が弱いハワイアン系(ニュータイプ)、花はやや小さく花色の変化も少ないが丈夫な在来系(オールドタイプ)、花が小さく樹高が高くなり、暑さに強い反面、寒さにやや弱いコーラル系があります。一般に暑さに強いイメージがあるようですが、コーラル系以外は30℃を超える暑さでは花が少なくなり、特にハワイアン系はほとんど開花しなくなります。
園芸分類落葉低木背丈0.5~2m
花色白,赤,ピンク,オレンジ,黄,青,紫,茶,複色開花期5月~10月
耐寒
弱い
耐暑
コーラル系:強い、在来系:普通、ハワイアン系:やや弱い

パキラ

パキラは、インテリア・グリーンに適しており、人気をよんでいる。光線が不足すると徒長し、間伸びした株になる。春から秋は戸外の直射光線に十分に当て、締まった株に育てる。冬越しは、室内に置き、ガラス越しの光線が当たるようにする。水は好むほうで、ハイドロカルチャーでも楽しめるが、過湿は避けたほうが良い。肥料は、5~9月に2カ月に1回、緩効性の化成肥料か油かすの置き肥えを与える。また、5~9月にハダニが発生することがある。ケンセルなどの殺ダニ剤を散布して防除する。
園芸分類観葉植物背丈10cm~2m
花色白、赤開花期6月~7月
耐寒弱い耐暑強い

パセリ

パセリは、草丈60~80cmで、暗緑色の葉が特徴。全草にパセリ特有の強い香りがある。夏に小さいクリーム色の花が複散花序状に咲く。半日陰の、やや湿った場所を好む。鉢植のものには、表土が乾ききる前に灌水することが大切。月に1~2回、水やりをかねて、薄い液肥を施す。花芽がつくと、株の老化を招くので、見つけしだい早目に摘む。アオムシの食害に要注意。キッチンに常備しておきたいハーブの一つ。洋風の料理はもとより、天ぷらやおひたしなど、和風に調理してもおいしい。
園芸分類ハーブ背丈60cm~80cm
花色クリーム色開花期5月~6月
耐寒やや強い耐暑やや強い

ハツユキカズラ

ハツユキカズラは、葉は小さく、新葉にピンク色と白の不定形の斑が入る姿が美しい植物。成長がゆっくりで、コンパクトにまとまるので、寄せ植えやハンギングバスケット、グラウンドカバーなどに多用されている。枝を長く伸ばして、あんどん仕立てにしたり、フェンスに絡ませることもできる。斑は成長とともに、新芽が出たときは濃いピンク色で、次第に薄くなり、さらに成長が進むと緑色の地に白の斑点となり、やがて緑一色になる。それぞれの生育段階の葉が入り混じるので、成長が活発なときはカラフル葉を楽しむことが出来る。前年の夏に花芽ができるので、剪定をまめに行っていると、花は咲かないので注意する。あまり暗いところで育てると斑がきれいに出ないので、夏以外は日なたで育てる。
園芸分類つる性植物背丈つるの長さ50cm以上
花色開花期5月中旬~6月中旬
耐寒普通耐暑強い

ハボタン

ハボタンは、葉が美しく、ボタンの花のように見えることからハボタンの名がある。キャベツと同じアブラナ科の野菜だが、日本へは江戸時代に渡来してさまざまに栽培改良され、明治になってから決定品種が作られて冬の観葉植物として定着した。手入れ方法は、東京丸葉系・名古屋ちりめん系・大阪丸葉系など各地域で発展した品種をベースにさまざまな品種があり、それぞれに耐寒性が異なる。また、栽培法・用途によって手入れ方法も異なる。肥料を与えすぎると葉の色が出ないので、10月以降は肥料を与えない。
園芸分類1・2年草背丈~50cm
花色開花期11月~3月(観賞期)
耐寒強い耐暑弱い

パンジー

パンジーは、寒さには強いので、直接寒風や霧の当たらない戸外の日当たりの良い場所におけば大丈夫。室内や日当たりの悪い場所では、徒長して花つきが悪くなる。生長期間が長いので、肥料切れを起こさないように注意が必要。病虫害については、秋と春にアブラムシがつきやすい。ナメクジにも注意が必要。花がらは、灰色カビ病(ポトリチス病)の発生原因にもなるので、こまめに摘み取ると良い。
園芸分類1年草背丈15cm~20cm
花色紫、白、ピンク、オレンジ、黄色など開花期10月~5月
耐寒強い耐暑弱い

ビオラ

ビオラは、寒さには強いので、直接寒風や霧の当たらない戸外の日当たりのよい場所に置けば大丈夫。室内や日当たりの悪い場所では、徒長して花つきが悪くなる。生長期間が長いので、肥料切れを起こさないように注意。病害虫については、秋と春にアブラムシがつきやすい。花がらは、灰色カビ病(ポトリチス病)の発生原因にもなるので、こまめに摘み取る。控えめで愛らしい姿のビオラは、沸き出すように次々と葉を広げ花を咲かせ、生命力にも富んでいる。
園芸分類1年草背丈10cm~30cm
花色白、赤、ピンク、黄、青、茶、黒など開花期10月下旬~5月中旬
耐寒強い耐暑弱い

ピラカンサ

ピラカンサは、生け垣や鉢植えとして栽培される常緑低木。果実が美しく、特別な管理をしなくてもよく育つため、広く普及している。春に開花する花は白色で観賞価値が高く、秋には美しい果実がたわわに実り、葉は濃緑色で光沢があるので、年間を通して観賞することができる。土壌を選ばずに、旺盛に生育する。刈り込みにもよく耐えるので、生け垣やトピアリーとしても利用されますが、枝にとげがあるので、作業時には注意が必要。単木として育てると樹高は4mほどになる。
園芸分類常緑低木背丈3m~4m程度
花色開花期5月~6月
耐寒強い耐暑強い

ヒューケラ

ヒューケラは、草丈20cm~50cm程度で葉が重なるように蜜に茂り、葉色のバリエーションが幅広く、カラーリーフプランツとして寄せ植えや花壇に用いられる近年人気の高い植物。日陰にも耐えるが、光が足りないと花が咲きにくく、日向から半日陰の方が葉色が鮮やかになる。あまり病害虫被害はないが、春と秋の生育期にヨトウムシが発生する。耐寒性があり常緑なので特別な冬越しの必要はない。
園芸分類多年草背丈20cm~50cm程度
花色ピンク開花期4月~7月頃
耐寒やや強い耐暑強い

フイリベンジャミン

特徴

フイリベンジャミンは、クワ科の植物で、白い外斑入りが大変美しく、部屋を明るく演出してくれる。日陰や乾燥に強く丈夫なので、最もポピュラーな観葉植物の一つ。ベンジャミナは最近最も人気のあるゴムノキで、葉は小型の楕円形で、光沢のある濃緑色。“スターライト”は乳白色の斑が大きく入り、“ゴールドラッシュ”は新葉が淡黄緑色になる。仕立て方は、1本仕立てにする。耐陰性にすぐれているが、茎葉を徒長させないためには、春から秋は直射日光に当てる。5月~9月にカイガラムシが発生するので、見つけしだい歯ブラシなどでこすり落とす。
園芸分類観葉植物背丈30cm~2m
花色開花期
耐寒弱い耐暑強い

ブルーアイス

ブルーアイスは、樹高5~6mになり、主幹は直上し側枝は斜上あるいは水平に伸びる。枝が粗いため、ボリューム感に欠ける。2~3回刈り込むと枝葉が密な株になる。鱗葉は銀青色で白いワックスが付着し、非常に観賞価値が高い。根が粗いため、大株になると倒れやすい。挿し木で繁殖するが、発根率は低い。挿し木後5年で1.5mの株になる。
園芸分類常緑樹背丈5m~6m
花色開花期
耐寒強い耐暑弱い

ブルーデージー

ブルーデージーは、日当たりがよければどこでも育つ丈夫な植物だが、特に開花中はできるだけ日照を確保するとよい。暑くなってくると花が終わってしまうが、切り戻しをしておくと秋にもう一度花を楽しむことができる。開花期間が長いので追肥は欠かせない。春から秋にはアブラムシやダニ類がつきやすい。灰色カビ病(ポトリチス病)にも注意する。
園芸分類多年草背丈20cm~50cm
花色青、白、ピンク開花期3月~5月、10月~12月
耐寒やや弱い耐暑弱い

ヘデラ

ヘデラは、葉の模様が様々あり、白い斑が入っているものやグレーやライトグリーンなどのマーブル模様の葉などがある。ヘデラは性質も非常に強健で屋外で難なく越冬することができる。そのためグランドカバープランツとして使用されることもある。また、地面に植えたヘデラは家屋の壁に活着し、外壁を覆いつくしてしまうこともある。水耕栽培でも育てることが出来るため、いろいろな模様のヘデラを少量ずつビンやビーカーなどに水挿しにするとインテリアにもなる。置き場所は、耐陰性もあるため、室内の日光が入る場所なら大丈夫。
園芸分類多年草背丈
花色開花期
耐寒強い耐暑強い

ぺぺロミア

特徴

ペペロミアは、小型種が多く管理しやすいので、インテリア・グリーンとして人気があります。乾燥には強いのですが、多湿を好むので、葉にはまめに霧水をする。世界の熱帯・亜熱帯に原産し、日本にも数種自生している。強い光線に当たると、葉焼けを起こすことがあるので、春と秋はレースのカーテン越しの光線に当て、夏は半日陰に置くようにする。5月~9月にカイガラムシが発生することがあるので、発生を見たらカルホスなどを散布するか、歯ブラシなどでこすり落とす。
園芸分類観葉植物背丈
花色開花期4月~9月
耐寒弱い耐暑強い

ポインセチア

ポインセチアは、日光を好み、日照不足になると苞葉の色があせる。越冬温度は10℃以上必要だが、日照時間が12時間以下にならないと花芽ができないので、照明のある室内で管理する場合は短日処理する必要がある。乾燥させると葉が巻いたり落葉したりする。病虫害については、冬に暖房で乾燥した室内に置くので、コナジラミ類がつくことがある。低温時の過湿は根腐れのもとになる。別名は色の組み合わせがクリスマスにふさわしいことから、クリスマスフラワーという。
園芸分類観葉植物背丈20cm~150cm
花色赤、白、紫、ピンクなど開花期11月~1月
耐寒弱い耐暑強い
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