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花のお手入れ方法と植物図鑑

-草花の種類-

1年草
 
発芽して花が咲き、実を結んで枯れるまで1年以内のもの.。
生長が早くて花の種類が豊富にある。
 
2年草
 
 
 
 
発芽、開花してから枯れるまでが1年以上で2年以内のもの。
リナリア、カンバニュラ、タチアオイ、*ジキタリス、*アンチューサなど
※ *はこぼれ種で増えていく
 
宿根草
(多年草)
 
 
 
 
 
 
 
花が咲き終わり地上に出ている茎や葉が枯れても
地下にある根は生きているので毎年花を咲かせるもの。
室内など常温場所なら枯れずに冬を越す植物もあります。
(ゼラニウム、ブルーデージーなど)
※ どんどん増えていくので株の内部への風通しと
若返りを考慮して密集しないように株分けをする必要があります。
 
球根草花
 
 
 
 
 
 
 
 
花が咲いた後、花がらを摘んで肥料を与え葉が枯れてから
球根を掘り上げ保存。
その後植えつけ時期に植えるとまた翌シーズンには花を咲かせます。
ムスカリ、スイセンなど2~3年は植えたままで構わないものもあります。
「春植え球根」…ダリア、カンナ、グラジオラスなど
「秋植え球根」…チューリップ、クロッカス、スイセン、
ヒヤシンス、フリージアなど
 
 

-草花の管理作業-

水やり
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
植えた直後は、乾燥に注意して水を与える。
水の量は土をえぐらない程度の水圧で
表土に水が浮いてくるまでが目安です
四季を通じて水やりは午前中にするようにします。
夏の水やり
朝の涼しいうちに水やりをします。
日中あげると、水がお湯のようになってしまいますし、午後になってから
葉が濡れていると蒸れて黒点病などの病気の原因にもなります。
さらに夕方乾くようなら気温が下がってから再度、水やりをします。
 
草とり
 
 
ガーデニングの基本!!
草に水分や養分をとられないためにも通年を通してこまめに行う。
 
施肥
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
肥料には葉を茂らせる『チッソ』、
花つき、実つきをよくし花色をよくする『リン酸』
根や茎を育てる『カリ』(肥料の3要素)が大事です。
与え方としては植物の成長に合わせた元肥と追肥を使い分けて与えます
元肥・・・草花を植える時の肥料
               微量要素を含む有機肥料を主体に施すようにします。
               ゆっくり長く効く緩効性の肥料が元肥に適した肥料で
               土に混ぜたりして使います。
             「きれいにな~れ花だんの肥料」などがおすすめです!
追肥・・・草花を植えた後の肥料
               化成肥料や油粕の乾燥肥料を使います。
             (花壇の場合水をたっぷりと与えます。
              植えてから2週間頃より1ケ月~1ヶ月単位の周期で与えます。
              与える量が多すぎると根を痛めることがあるので
              注意が必要です。
気温が高く湿度の高い夏は肥料を少なめにします。
 
花がら摘み
 
 
 
 
 
終わった花がらは放っておかないで、こまめに摘み取ります。
花がらをそのままにしておくと、見た目が汚いだけでなく
養分が行き渡らず新しい芽を伸ばすことが出来なかったり、
カビの原因になります。
 
切り戻し
 
 
 
 
 
宿根草などは花が終わった後に枝や茎を
大幅に切り落とす「切り戻す」をすると、
その年以降にも形よく生長して美しい花を咲かせる事が出来ます。
マーガレット、バーベナなどで行ってみて下さい。
 
病害虫の予防
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
病害虫を防ぐために気をつけること。
(1) チッソ肥料を与え過ぎない。  (2) 風通しをよくする。(枝ぬきをする)
(3) 乾燥させ過ぎない。      (4) 多湿になり過ぎない。
(5) こまめに花からを摘み取る。    (6) 花に水をかけないようにする。
(7) 土の使い回しは、土のリサイクル材や殺菌などの
     処理をしてから使いましょう!

病気になってしまったら、出来るだけ早いうちに対処しましょう!
放っておくと病気が全体に広がってその植物が
ダメになってしまうだけでなく、
近くに植えてある植物まで伝染してしまう恐れがあります。
必ず病気を確認して、それにあった対処をします。
※病名がわからない場合や、対処の仕方がわからない場合は
被害にあった植物をエデンまでお持ち下さい。
 
 
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