新潟市　Ｉ様邸

 

スタイル：和モダン

カテゴリ：新築外構

 

 京町家デザインのスクリーンを使った坪庭

 

 

タカショーエバースクリーンで和を演出。

程よい透け感で品が良い。

吐き出し窓の前はスクリーンと植栽でなんとなく目隠しできるように。

 

縁側から外への動線は鞍馬の飛び石を打った。

 

お風呂場の目隠しとしてポリカスクリーンを設置。

中は坪庭を作って湯につかりながら庭を眺められる。

 

 

 

 

昔から住んでいた家がスーパーの建設計画にかかり、近くの土地に新たに建設したＩ様邸。

 

古家から大切な庭木があるので預かってほしいという話からスタートでした。

伺うと庭石もあったのでいったん弊社で保管することになりました。

 

ご要望は「お風呂場前の目隠し」と「和風の庭」ということでした。

今回の設計のポイントはお風呂に入りながら窓を開けて庭を眺めるようにすることです。

お風呂場の窓からＧＬまで高低差があるので少しでもＧＬを上げて庭が眺め安くするようにしました。

既存の土留に御影の縁石を縁取って１５㎝くらい上げるようにしました。

たかが１５㎝かと思われるかもしれませんが、この違いが大事です。

高低差も生まれて面白い庭になります。

 

目隠しはポリカのスクリーンを採用し、外からは全くみえないように設計しました。

お隣さんの２階の窓も気になるということでかなり高いスクリーンになりました。

 

坪庭は築山にして苔を貼り、樹木を植えて、化粧砂利でシンプルに仕上げました。

 

吐き出し窓の近くは濡れ縁風の樹脂製ウッドデッキを設置。

御近所さんとちょっとお話ができるスペースとして作りました。

道路に面していたので、立格子のスクリーンフェンスと

植栽でなんとなく目線が隠せるように配慮しました。

お預かりした樹木をバランスよく植えるのに苦労しましたが、何とか形になりました。

 

建築する前からＩ様とお会いして半年以上過ぎてから完工しました。

時間があった分、何度もお話する事ができてより理想に近づけることができました。

これから外構エクステリアをお考えの方もできるだけ早くご相談いただければ

より理想に近づけると思うので、この事例が良い例になれば幸いです。

御近所の方達から「庭を見せてください」と言われるそうで、施工業者として大変嬉しく思います。

またメンテナンス等でお邪魔すると思いますのでこれからも宜しくお願いします。