本文へ移動

高級感のある門構えのセミクローズ外構

阿賀野市 H様邸
 
スタイル:シンプルモダン
カテゴリ:新築外構
タイトル:高級感のある門構えのセミクローズ外構
 Before
After
門まわりの風景。
デザインウォールのベースとなる色は黒で統一しました。
ポイントにユニソンのパイルストーンという天然石の張り材を使うことで高級感を演出。
また、手前にタカショーのウォールアップライトを設置することで、夜には天然石の部分が照らされます。
 
 
 
L字で設置したは壁の角にはイロハモミジの株立を植栽しました。
足元は下草を植え込むことで華やかになります。

アプローチは30cm×60cmの方形石を使用。
玄関ポーチの色より少し明るめのグレーにすることで、
コントラストをつけました。
セミクローズドスタイルの外構設計なので、赤花トキワマンサクの生け垣を植栽。
こうすることで、内と外を分けることができます。
新芽が銅葉なのでとてもおしゃれに見えます。
個性的な花も魅力の一つ。

建築の設計GLが30cmほど上がっていたので、東洋工業の化粧ブロックを使いしっかり土留をしました。
 
 
 
駐車場は2台分のスペースをとりました。
カーポートは耐積雪100cm仕様なので、大雪が降っても安心です。
2台分の奥にもコンクリートを打設して、来客用の駐車場も設けました。

奥のスペースにヨドコウのエルモコンビを設置しました。
左側が駐輪場で右側が物置になっているとても便利な商品です。
駐輪場の仕切りの壁は通常スチールだけの仕様ですが、
物置の扉のカラーに合わせて、タカショーのエバーアートボードをを貼ることで統一感のあるデザインに。
道路からみた主庭スペースです。
外から丸見えなので、三協アルミのエルファードという千本格子のフェンスで囲いました。
木調のデザインなので高級感があります。
高さは設計GLから1.8mになります。
設計GLが30cmなので実際は道路から2.1mくらいの高さになります。
これだけ高さがあれば全く目線を気にすることはありません。
 
 
 
 Before
勝手口から近くのゴミステーションへ行くために、主庭を通らなければならないので門扉を設置して動線を作りました。
三協アルミのエルファードは同じシリーズで門扉もあるので、フェンスが続いているようなデザインにできます。

 
 
 
 
主庭はお施主様のフリースペースとして。
植栽だけはさせていただきました。
ジューンベリーやキンモクセイを植えました。
 
 
 
 
リビング前はタカショーのタンモクサーモデッキを設置しました。
通常は樹脂デッキが一般的ですが、屋根がかかっているスペースで、
腐食の心配がほとんどなかったので、
天然木材をご提案させていあただきました。
やはり質感は樹脂より天然デッキの方が良いです。

デッキの下はコンクリートを打設。
土の上にそのまま設置することもできますが、不陸の心配もあるので、
できればコンクリートを打つことを薦めています。
デッキとコンクリートの間は、ちょっとした収納スペースにすることもできます。
 
ヨドコウ物置。
ちょっとした園芸用品やキャンプ用品などを
入れるのに便利です。

 
 
 
 
 
 
 

設計・施工のポイント

阿賀野市のH様邸は積水ハウス様の住宅で、最近とても多い平屋の建築でした。
敷地は角地になり、通常の敷地の概ね2区画分もある広い物件です。
ハウスメーカーなどのご提案もあったそうですが、ご予算が合わず弊社にご相談にこられました。

【ゾーニング計画】

①駐車場
東側玄関横のスペースは予め2台用の駐車場スペースが確保されてあったのでそのまま計画しました。
ポイントは道路境界線から90cmほど方形石でデザインしそのままアプローチへとつなげます。
駐車場とアプローチを一体にすることで全体としてまとめることができます。


②門まわり+アプローチ
玄関前は当然ながら家の顔(ファサード)となります。
デザインウォールは直線とL字の2つに分けて計画しました。
アプローチは最短距離をとらず、あえて回り込むような計画にするのがポイントです。
シンボルツリーなどの植栽計画も必ず入れます。
小さいお子様がいるご家庭で玄関ポーチと地面の段差が危なかったので、
LIXILのデザイナーズレールを使って転落防止対策をとりました。


③主庭
南側はかなり広いスペースがありました。
問題は角地で外から丸見えということです。
当然ながら植栽やエクステリア商品などで目線を切る必要がありました。
今回は三協アルミのエルファードを採用。
木調デザインなので、通常のアルマイト色より金額はかかりますが、
やはり高級感が違います。
フェンスと同じデザインの門扉があるのもこの商品にした理由になります。
主庭を計画する際は必ず周辺の状況を見極めて、目線が気にならないようにすることがポイントです。

TOPへ戻る