設計のポイント
忘れてはいけないのが建物との調和です。門の後ろには建物があるわけで、その住宅の様式や外壁の色、質感などと門まわりのテイストが合っていなければ、どんなに素晴らしい門まわりでも違和感のあるものになってしまいます。たとえ予算が限られてい ても、この門まわりだけは手を抜かず、質を落とさずにこだわりをもって計画するようにしましょう。
門まわり
住まいの第一印象を決めるのが、門、塀まわりです。
そして道路から門、玄関へと導くアプローチまわり空間は、まさにわが家の顔です。
敷地条件や機能面から、門扉やアプローチを検討すると同時に、住む人の感性を表現する雰囲気や意匠へのこだわりも大切にしましょう。
LIXIL Gフレームとデザインウォール
アプローチ
玄関までのアプローチでは、暗い夜間や両手が荷物でふさがっているときなどに足元を確認しにくく、わずかな段差でもつまづく心配があります。
凸凹のない仕上げで、割れたり帯水しない丈夫で、歩きやすさと安全性に十分配慮した舗装仕上げとして下さい。
さらに、雨などで濡れたときにも滑りにくい舗装材を目安にするとよいでしょう。
御影石のアプローチ